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循環器

心臓外科に関連するスペシャリストとして、

 心臓外科手術は23〜24年前に心筋保護法の確立と人工肺の性能向上により、飛躍的に手術成績が向上しました。近年では、生活習慣の欧米化等により虚血性心疾患が増加しており、全体として心臓病患者が増えているのが現状です。又、心臓外科手術の成績向上と共に、内科的療法も進歩が著しく、内科的療法による根治術が施されるケースも多くなっております。このような状況から、開心術適用となるケースは以前に増して厳しい症例が多くなっております。この様な中、心臓外科専任部はより良い製品のリサーチを行い、更なる心臓外科手術の成績向上の為、心臓外科Dr.へ製品を提供する事が使命だと考えております。

人工心肺装置

● メインポンプ
手術中の心臓の代わりを行うポンプです。ローラーポンプ、遠心ポンプのどちらかが使用されます。
● サクション
術野の出血した血液を吸引する為のポンプです。
● ベント
心臓内部の血液を吸引する為のポンプです。
● 心筋保護用ポンプ
心筋保護液を送るポンプです。

最低でも4基のポンプが必要ですが、一般的には人工心肺装置として6機搭載型と、2機のポンプを搭載した心筋保護液供給装置を準備して計8機としている施設が多いようです。
その内訳
メインポンプ・・・・・・・・・・・・1基
サクションポンプ・・・・・・・・・・2基
ベント用ポンプ・・・・・・・・・・・1基
分離対外循環(脳分離)用ポンプ・・・2基
心筋保護液供給用ポンプ・・・・・・・2基

人工心肺装置

 

膜型人工肺

手術中の生体の肺の代わりを人工肺が行います。静脈血を動脈血に変え、メインポンプで生体へ送ります。人工肺は一般的に充填(プライミング)量が少なく、熱交換能力及び酸素化能力の高い方が良い肺とされています。現在市販されている人工肺はその殆どが能力的な差は余り有りません。ユーザーが選択する基準は使い易さと症例によるところが大きい様です。人工肺に熱交換能力が高いものが望まれる理由は、開心術中は生体の体温を低くしたり、開心術終了前には体温を元に戻す必要がある為、手術時間を短縮するには熱交換能力が高い方が有利である為です。

 

心筋保護液供給回路

心筋保護液は、開心術の最初に心臓を止める為、2回目以降は心筋の壊死を防ぐ事を目的とし、最後は再び心臓が拍動を開始する事を目的として用いられます。心筋保護液供給回路はそのための回路です。そして回路として必要な機能は、心臓を止める為に心筋保護液を低温(0℃〜10℃)
にしたり再び拍動させる為に復温(36℃〜38℃)するのに熱交換器が必要となります。この熱交換器は心筋保護液が一度通過(ワンショット)する事で設定温度になる事が求められています。先に述べました心筋保護液供給装置は、冷温水槽付きが主流となっています。

 

心臓外科手術には他にたくさんの装置や消耗品を必要とします。今回は手術に必要な代表的な物を、出来るだけわかり易い言葉で紹介してみました。もっと詳しい事が知りたい!ここが解らない!と言う方は、心臓外科専任部までお気軽にお尋ね下さい。

  業務内容

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